変形性膝関節症を患い、「歩くと膝が痛い」「正座がつらい」と感じていませんか。
進行する疾病のため完治が難しい変形性膝関節症ですが、症状を緩和させる治療方法があります。もし膝が痛くて「外出がつらい」なら訪問マッサージ治療がおすすめです。
本記事では変形性膝関節症の症状、治療方法を解説します。加えて、改善する方法として膝に負担がかかりにくい歩き方のポイントにも触れていきます。
膝の違和感に悩み、浦安市近郊で治療院を探しているなら、ぜひ本記事を最後まで読んで参考にしてください。
目次
変形性膝関節症の原因は?
膝が痛む原因の1つとして考えられるのは、骨や軟骨の損傷です。
膝関節は人間の体重を支えるため、負担がかかりやすい場所。加齢による筋力の低下に加え、体重が増えた場合も膝が痛むケースがあります。
膝の関節は骨同士が上下に重なっており、その骨と骨の間に挟まれている軟骨がクッションの役割を果たしています。
軟骨がすり減ると、膝関節の骨同士のすき間が狭くなります。すると関節面の軟骨が硬くなり、骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲのような状態に。
トゲのようになった軟骨と削られた骨の破片がこすれて骨膜を刺激すると、関節を覆っている関節包(かんせつほう)が炎症。粘り気のある関節液が分泌されます。
これがいわゆる膝に水がたまっている状態です。
もし膝の骨が変形したり、膝を曲げたときに張りを感じたりするなら、変形性膝関節症を患っている可能性があります。
変形性膝関節症は進行形の疾病です。膝の痛みだけではなく、腫れや動かしにくさを感じているなら、段階を経て症状が重くなっていることが考えられます。
まずは医師の診察を受けましょう。
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症には、大きく分けて3段階の症状が見られます。
初期段階では膝を動かさなければ痛みがないため、気にならない方もいるでしょう。
しかし変形性膝関節症は進行型の疾病。中期や末期まで病状が進むと、自力で立ち歩くことすらままならない状態になる可能性があります。
くわしく見てみましょう。
初期の症状|痛みがすぐにおさまる
初期の変形性膝関節症には、以下の症状が見られます。
- 起床の際、体を起こすと膝がこわばる
- 膝が重く、動かしにくい
- 体を動かし続けているとおさまる
初期の段階では痛みが続かないため、気にしない方が多いでしょう。
中期の症状|痛みが気になりだす
症状が進行すると、正座や階段の昇降、歩いているときの方向転換などにより痛みを感じます。
関節の節から骨棘(こつきょく)が突出することで、関節液の分泌量が増加。膝の形が変わっていきます。膝の骨がすり減ることで摩擦を起こし、歩くだけできしむような音を発することもあるでしょう。
変形性膝関節症の中期では、体を動かさなければ痛くなかったはずの痛みが、だんだん痛みがおさまらなくなります。
膝を折り曲げると痛みが激しくなるため、歩行が少しずつ難しくなるでしょう。
末期の症状|日常的に痛みが発生
膝の骨を支えるクッション材である軟骨がほぼなくなり、骨同士が直接ぶつかっている状態です。
この段階では日常生活に支障が出はじめます。行動範囲が狭まり自由が奪われるため、精神的な負担もかかります。
なるべく早めに医療機関の受診を検討してください。膝のレントゲンに、骨棘が写っているなら変形性膝関節症の可能性が高いでしょう。
変形性膝関節症の治療方法
変形性膝関節症の治療は以下の3つです。
- 手術療法
- 薬物療法
- 運動療法
治療方法は医師とよく相談しましょう。変形性膝関節症の進行状況や環境に応じて、適した治療法は異なります。患者さまに治療を選ぶことが大切です。
回復を目的とした手術でも、リスクはあります。もし合併症を引き起こすと再手術が必要になるケースも。
薬物治療は炎症を抑えて鎮静効果を期待するものですが、アレルギーにより服用や塗布が難しい方もいるでしょう。
手術や薬物による治療が難しい方には運動療法がおすすめです。
運動療法は、筋力の低下を防ぐ治療です。主に太ももの前側の筋肉、膝を動かすトレーニングをおこないます。痛みにより自分で動かせなくなった膝を可動させ、症状をやわらげる効果が期待できます。
変形性膝関節症の症状を改善するためには
変形性膝関節症を患ったなら、できる限り膝に負担がかかる運動や動作は控えましょう。
しかし、安静にしていればよいわけではありません。筋肉を動かさなければ筋力が低下し、体重を支えることが難しくなる可能性があります。
変形性膝関節症には運動が不可欠です。「膝が痛くてつらいから」と家に閉じこもったまま安静にするのではなく、前向きに治療を検討してみませんか。
負担がかかりにくい歩き方にはポイントがあります。もし「すでに歩行がつらい」と感じているなら、訪問マッサージによる治療も手段の1つです。
変形性膝関節症の人がしてはいけないことは?
変形性膝関節症の方がなるべく控えたい動作や運動は、以下のとおりです。
- 重い荷物を運ぶ
- 激しいスポーツ
- 正座をする
重い荷物の持ち運びや激しいスポーツはできる限り避け、膝に負担をかけないことが大切です。
長時間同じ場所で過ごすなら、ソファや椅子に腰掛け、直接床に座らないことも意識しましょう。
膝に負担がかかりにくい歩き方|3つのポイント
筋力低下を防ぐためには、無理なく散歩を日課に取り入れ、日常的に歩くことが大切です。
- 背筋を伸ばして腹部に軽く力を入れる
- 視線は5~6m先を見据える
- 膝が軽く曲がるほどの歩幅を意識する
着地はかかと足の親指に体重を乗せるイメージです。首が揺れないように位置を保ちながら、腕を振って歩きます。
しかし、変形性膝関節症は進行する疾病。初期症状であれば散歩を日課にできますが、すでに発症している場合は「のんびり歩くことすらつらい」でしょう。
変形性膝関節症の症状がつらく「自宅から出られない」なら、自宅訪問型の医療マッサージサービスを利用してみませんか。
痛みがつらいなら訪問マッサージ治療が有効
訪問マッサージは症状の緩和を目的とした医療マッサージです。国家資格であるあん摩マッサージ指圧師が患者さまの自宅に訪問し、施術をおこないます。在宅しながら治療が受けられるため、外出不要です。
あん摩マッサージ指圧師の施術は、筋力の維持や痛みをやわらげるための治療。変形した膝の形をもとに戻すことはできませんが、つらい症状の緩和が可能です。定期的に治療を受けることで、生活しやすい体を目指せます。
また訪問マッサージは「膝の痛みがひどくてリハビリできない」という方にも有効です。
症状が進行した変形性膝関節症は、患者さまのメンタルもむしばみます。行動すると痛みが生じるため、動くこと自体が苦痛に。体だけでなく、心にもダメージを負う方は少なくないでしょう。
「膝を動かなければ筋力が低下してしまう」
「でも痛くて動かせない」
そんな悪循環を断ち切るためにも、訪問マッサージによる治療をおすすめします。
変形性膝関節症で「外出がつらい」なら一度ご相談ください
「膝が痛くて、家の中を移動ことすらつらい」
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